三木楽器の考える防音工事
防音室・防音施工は1,000件を超える実績とノウハウを持つ三木楽器にお任せ下さい
「心おきなく思いっきり弾きたい!、吹きたい!、歌いたい!」「でもご近所に迷惑は掛けられないし家族の負担も軽減したい」
こうして防音室、防音施工を思い立ったあなた、とかく「防音・遮音」性能にだけ目が行きがちですが、「心地よい響き」「明瞭な発音」など,音楽室に不可欠な要素を見逃してはなりません。
三木楽器ではこれまで20年間で1,000件を超える防音室・防音施工を実施して参りました。蓄積された専門知識やノウハウを基にお客様のご要望やご予算に合わせてアドバイスをさせていただきながらあなたに最適の楽器演奏室をご一緒に作り上げてまいります。
防音室・防音施工は三木楽器にお任せ下さい。
1.防音・遮音
楽器演奏室の外ではどの程度の音量?建物の外ではどの程度の音量?外からの音はどの程度入って来る?
三木楽器ではお客様の環境に合致した必要な防音・遮音性能を実現します。その実現のため床・壁・天井の材質や構造について、それぞれ適切な対策を講じます。三木楽器では20年間に1000件を超える防音室作り・防音工事を実施して参りました。その経験ノウハウを生かします。
防音性能とデシベルの関係
防音性能でDr40とは、簡単に言うと音圧が40デシベル下がる性能です。防音室の外で40デシベル下がり、屋外では建物の性能とあいまって45-50デシベル程度下がります。(なお、通常Drとは、500ヘルツの音を基準にした防音性能です。)(時報の「ラ」は440ヘルツなので500ヘルツはそれよりやや高い音です。)
防音・遮音に使用する材料 | 石膏ボード・制振ボード |
パーティクルボード | |
防音・遮音に有効な構造 | 乾式浮き床構造・湿式浮き床構造 |
自立構造・空気層の確保 |
2.残響時間を調整
一般のご家庭の楽器練習室の大きさ(6畳~20畳)に相応しい残響時間があります。三木楽器ではこれまでの経験から、楽器別に下記のような吸音率で室内を構成するのが望ましいと考え対策してきました。
吸音に有効な材料 | 音を吸収する材料としては、グラスウールやスポンジなど、空気が通る 小さな穴がたくさん開いたものがあります。中音部から高音部の音を良く吸います。 低音を吸うには「共鳴」「板振動」を利用しますが、特定の高さの音を吸収するため、設置にはノウハウが必要になります。 |
中・高音の吸音…化粧グラスウールパネル | |
中・低音の吸音…板振動による吸音 / 化粧グラスウールパネルに空気層を設ける |
なお、カーペットやカーテンなどお客様がお使いの調度・材質も吸音率を計算して参ります。
3.障害音の除去
一般家庭や通常の建物では、部屋はお互いに平行な面でできています。
壁と反対側の壁、床と天井はどこも平行です。その結果起きやすいのが「フラッターエコー」です。これはお寺の「鳴き龍」などで知られています。
また、6-20畳の空間ではその部屋の「固有振動」の影響で、部屋全体が共鳴する「ブーミング」いわば「こもり音」が発生しやすいのです。
また、反射音が互いにぶつかり、本来その音がもつ音色に変化が生じ音質が阻害される、カラーレーションが起きる事もあります。
「平面散乱体」の利用
このような障害音を除去するには、相対する平面の一部に「散乱体」を取り付けて音を拡散する事が必要になります。


これから音楽室を新設される方などは、平行な相対面を避けるなどアドバイスをさせていただきます。
4.音圧の平均化
日本家屋に一般的な6畳間では、音圧の高いところと低いところが下図のように出やすくなります。その結果、場所によっては「やかましく」感じられたり物足りなかったりします。(下は6畳を上から見た図です)
これを回避して快適な音場を作るには、音を「拡散」させたり、一部吸収したりする事が必要です。
下の図は6畳間の四隅に「コーナー吸音散乱体」を設置したときの図です。



なお、家具等も音の拡散に役立つ事があります。担当者とご相談ください。
三木楽器の20年、1,000件を超える防音室・防音施工の実績と経験を是非あなたの防音室作り、音楽室作りにお役立て下さい。