グランドピアノの3本のペダルのうち、真ん中のペダルは「ソステヌートペダル」と言われます。
ヤマハYUS5シリーズなどの高級アップライトピアノも真ん中のペダルはソステヌートペダルになっている事があります。

グランドピアノ3本ペダル-真ん中が「ソステヌート」

グランドピアノ3本の真ん中が「ソステヌート」ペダル


ソステヌートペダルはダンパーペダルと良く似た働きをします。
ダンパーペダルを踏むと、ダンパーが弦から離れ、どの鍵盤を叩いても音が伸び、持続します。しかし不協和の音が重なれば当然音は濁ります。
それに対してソステヌートペダルは、特定の音だけ伸ばしたい場合、そしてそれ以外はむしろ音を切りたい場合にこれを用います。

さてではどんな時にこのペダルを使うのでしょうか?ドビュッシーなどの近・現代音楽は勿論、バッハやショパンなどバロックやロマン派音楽の中にも特定の音を伸ばしながら他の音はスタカート的に切って演奏する(方が音楽的に優れていると思われる)曲がありますが、余りなれていないこのペダルを曲中でうまく使うのがなかなか難しいという事情もあります。

使いこなしが容易ではないこのペダルを生徒が使うのを止めている指導者もおられます。それよりもダンパーペダルの細かな調整やタッチコントロールでの表現に注力するほうが先、という事でしょう。
皆様。文献やネットで検索、研究してみてください!!

ところでヤマハグランドピアノで3本ペダル(つまりソステヌートペダル付き)が一般的になったのは1985年からです。(勿論コンサートピアノ等は古くから3本ペダルでしたけど。)

2本ペダルの中古グランドピアノであっても整備が行き届いて状態の良いものならお買い得な事もあります。