ウォルナットやマホガニーと比べるとサペリを外装に使ったピアノはそれほど多くありません。しかしウォルナットが半艶仕上げ、マホガニーが艶出し仕上げが多いのに比べ、サペリは生地感のあるオープンポアまたは吹き上げ仕上げもあれば、艶出し仕上げもあり、どちらにも良く似合う木材です。特にリボン杢(モク)という木目の美しさは定評があります。
アフリカ大陸の赤道付近、コンゴ、ウガンダ、ガーナ等の熱帯雨林です。
マホガニーに似ているので家具材、内装材のほか、ボート、ピアノ、床材等に使われています。
幹の直径が150cm、高さは40-50mに達する大木です。