鍵盤ブログ
2024/11/07
開成館の音楽教室

【習い事】子どもがバイオリンを始める前に知っておくべきこととは?教わる内容も紹介

バイオリンは美しい音色を持つ楽器であり、子どもにとって素晴らしい習い事の一つです。お子さんの“やってみたいキモチ”の芽を少しでも感じた親御さん、是非その芽をのばしてあげて欲しいと願います。だけど、バイオリンのことはよく知らない・・・、バイオリンは難しい・・・?などなど、気になることがたくさんありますよね。
ここでは、バイオリンを始める前に知っておくべきポイントを紹介します。

バイオリンとはどんな楽器?

バイオリンは、弦楽器の中でも特に人気があり、幅広い音楽ジャンルで使用される楽器です。その美しい音色と表現力豊かな演奏スタイルから、多くの人々に愛されています。

1.バイオリンの特徴
バイオリンは、通常4本の弦(G、D、A、E)を持ち、弓を使って演奏します。音域は広く、特に高音域での表現力が豊かです。バイオリンは、クラシック音楽だけでなく、ジャズ、フォーク、ポップスなど、さまざまな音楽スタイルで使用されます。

2.バイオリンの構造
バイオリンは、以下の主要な部分から構成されています。
・ボディ: 音を響かせる部分で、通常はスプルースやメイプルなどの木材で作られています。
・ネック: 弦を押さえる部分で、指板が取り付けられています。
・弦: 通常はナイロンまたはスチール製で、弓で擦ることで音を出します。
・弓: 馬の毛で作られた弓で、弦を擦ることで音を出します。
・テールピース: 弦を固定する部分で、音の伝達に重要な役割を果たします。

3.演奏方法
バイオリンの演奏は、以下の基本的な技術から成り立っています。
・持ち方: バイオリンを肩と顎で支え、左手で弦を押さえて安定した姿勢を保ちます。
・弓の使い方: 弓を正しく持ち、弦を均等に擦ることで、クリアな音を出します。
・指使い: 左手の指を使って弦を押さえ、音程を調整します。

4.基本的な音の出し方
弓の使い方: 弓を弦に対してどのように動かすか、音を出すためのテクニックを学びます。
音の出し方: 弦を擦ることで音を出す練習を行い、クリアな音を出すためのコツを習得します。

5.バイオリンのサイズ
通常のサイズが4/4(フルサイズ)なのに対し、それ以外の3/4・1/2・1/4・1/8・1/10・1/16は分数サイズと言われ、子ども用として使われます。バイオリンは自分の体に合ったサイズを使うことが重要で、お子さんの場合、体の成長に合わせて大きいサイズに定期的に買い替えていくことになります。

バイオリンのレッスンで習うこと

1.基本姿勢
楽器を弾くための立ち姿勢やバイオリンの持ち方、右手の弓の持ち方など、基本的なフォームを指導します。

2.音出し
駒と指板(しばん)の真ん中を、弦と弓を直角に保ったまま直線的に弾く「右手ボーイング練習」を行います。

3.前回の復習と新しい課題
前回の復習や宿題の確認を行い、さらなる上達のため、新たな課題や新しいチャレンジに取り組みます。

4.歌やリズムにふれる
小さいお子様が楽器に飽きてしまった場合などは、有名な童謡を用いて歌やリズムの練習を行います。

5.簡単な曲の演奏
簡単なメロディや童謡を演奏することで、実践的な演奏技術を身につけます。また、講師と一緒に演奏することで、アンサンブルの楽しさを体験します。

まとめ

バイオリンレッスンについて、少しでもイメージしていただけましたでしょうか?
バイオリンは、楽器の持ち方から弾き方までの基礎が大事で、綺麗な音色で弾けるようになるまでが大変なイメージですが、努力と練習を重ねることで、徐々に上達することができます。最初は難しさを感じるかもしれませんが、憧れの曲が演奏できるようになる喜びや音楽の楽しさを体験することで、モチベーションを保つことができるでしょう。お子さんが興味を持ち続け、楽しみながら学ぶことが大切です。

三木楽器開成館の音楽教室では、小さいお子さんでもモチベーションを保ち、楽しく続けられるレッスンを心がけています。
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